かおり陶房
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2008/05/16
父を思う
書家であった父から最後にもらった年賀状は干支の「亥」の字のはずだった。 が、私には「生」にしか見えない。 毎年、その年の干支の一字を書くのが恒例だったから、気のせいか? 確かめる間もなく逝ってしまったけれど。

骨壷を母から頼まれ作った。納骨する分から少し分けて、手元において置きたいそうだ。 手元供養は今時、増えているそうでデザインも様々だ。 念のため、 お坊さんに確認したら問題ないそうだ。

どんなものがいいか? 49日供養の帰りの飛行機の中で考える。
高い高い空の上。 青のグラデーション。 地球。
そういえば、お坊さんにお経をあげてもらっていた時、手を合わせながら前頭葉の上で不思議なものをみた。

黒い空間。 青く美しい地球だ・・・ここは宇宙・・・か。 左の方から何か流れてくる。 んっ、、父か? 裸で仰向き、ゆっくりと流れてきて、地球の真上で、何かに姿を変えていく。なんだろう? 
んん〜〜赤ん坊?

ハッと!我に帰る。。。今のはなんだ!!? びっくりした〜。

色々考えたが、結局は生前、父が人にあげるのによく書いていた「楽哉人生」を象嵌した。 別に最後の年賀状の字も象嵌。 あとは一つだけ少し感じの違うものも。なかなか、父のようには書けないが今の精一杯、思いだけは特別だ。

               父を思う    父を思う





姉兄の分も作り、少しよけいに作ったのでたくさんできた。 私は壺だけでいい。骨はなんだかもらう気がしない。 他のものをたくさんもらったので充分かな。
母の思いはまた私とはちょっと違うのだろう。 いつもいつも近くで一緒だったから
もっと、生で身近に感じていたいのだろう。







posted at 2008/05/16 8:46:07
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